永遠の魂が宿る聖地 前編
CENTRO DE FUTEBOL ZICO(CFZ) ジーコ・フットボール・センター。
1994年、ブラジル、リオ・デ・ジャネイロ市内にジーコがその情熱と心血を注いで設立した、プロチームとサッカー・スクールを併せ持つ総合サッカーセンターである。
同センター内にあるジーコの執務室に飾られている数多くのトロフィー、感謝状の中でひときわ堂々とベストポジションをキープするシンプルな書状が目を引く。
茨城県鹿嶋市からジーコに与えられた『名誉市民』の認定証である。
世界の著名なサッカー関係機関、日本からは宮内庁・政府等からの感謝状を抑えてベストボジションに掲げられていることだけを取ってみても、ジーコのカシマという小さな町に寄せる愛情の大きさが伝わってくる。
91年に始まったゼロ、いやマイナスからの全町民を巻き込んだカシマ町おこし。
その集団の先頭に立ち、無力感、絶望感、苛立ちに歯を食いしばりながら耐え、皆を勇気づけ、時には叱咤しひたすら走り続けた日々。
多くの方々がこの表現を誇張と思われるであろう。
しかしオレ自身がこの目でその一部始終を、しかも彼の真横で見てきた。
当時、息子達が通っていたインターナショナル・スクールの関係で東京に住まざるを得なかったジーコは、毎日 往復6時間以上かけて鹿嶋-東京間を自らが運転する車で通っていた。
仕事を終え、既に真っ暗闇の帰途の車中で、信号待ちの度にハンドルに頭をもたれ掛け
『ダメだ、どうすればいいんだ、これ以上!』
と独り言を繰り返す彼をオレは見てきた。
当時のチームや町の事情を目の当たりにしていたオレは何も言えなかった。
ましてや「何とかなりますよ」なんて軽々しい言葉など…。
絶望感に苛まれる夜が明けると、翌日 彼は別人のように元気一杯に家を出る。
そしてまた全身全霊を傾けるが、新たな問題が発生し苦悩する。
この繰り返しだった。
コンチヌーア 続きは…また明日。


















はじめまして、自分はジーコさんの大ファンで、日本代表の監督でなくなってからもジーコさんが書いた本や鈴木さんの書いた「神の苦悩」を読み人としてさらに好きになりました。
今月はブラジルでチャリティーマッチも開催されて、また凄いスター選手が集まるそうですが、普通の一般人の自分も協力したく、物を作ることが好きなのでTシャツやステッカーを作って渡したいのですが、その手段がわからなくて、大変申し訳ないのですがもし良い方法があれば教えてもらおうとおもってここにコメントしました。本当にすいませんが良い手段があったらよろしくお願いします。
投稿: 諸橋 尚人 | 2007年12月 4日 (火) 00時16分