真夏に毛皮のブラジル人
長期出張でブラジルから帰国する度に思うのは
「日本人て結構周りの目を過度に意識し過ぎじゃない?」
ということ。
なーんて、偉そうな事をほざいているオレも
数日後にはどっぷり日本人化しちゃうんだけど。
ところで、
酷暑の真夏のブラジルで
毛皮のコートを平気で着て歩いている人を見た。
横にいた友人に
「凄ぇ神経してんなぁ!」
と言ったらそいつがオレを不思議そうに見て
「何で?」
「だって変だろー?恥ずかしくねーのかなぁ?」
「何で?あいつ、風邪ひいてんだろ…。
何でそれが恥ずかしんだよ?」
「日本では、大体周りの人の……」
言いかけてやめた。
どうせまた「何で?」と聞かれるだけだ。
逆に本質にせまってやった
「じゃ聞くけど、
ブラジル人はどんな時に恥ずかしいと思うんだよ?」
友人は暫く考えていたが
「うーんと、年寄りとか女性がみかんをやたら抱えて歩いてるとして、 いきなりみかんを落としちゃったとする……」
「はぁ、やっぱりゴロゴロみかんを転がしちゃったのを人に見られるのが恥ずかしんだ!」
「そーじゃねーよ!
それを見てるのに拾うのを手伝わないで無視して通り過ぎちゃった時とかは死ぬ程恥ずかしーな、絶対!」
それを聞いた時
何だかやたら自分が恥ずかしくなったのを思い出す。
じゃまた












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