蹴っても蹴らせても魔法使い ②
現役時代、マラカナンのピッチ …
相手ペナ付近にボールをセットした瞬間のワクワク感。
オレの記憶の中では5割以上の確率でゴールが決まっていたように思う。
当時、あんな球の軌道は見たことなかった。
一度上がって曲がりながら落ちるなんて。
ジーコが住金に来てから練習を間近で見たけどとんでもなかった。
どんなに壁が位置を変えてもボールはゴールに吸い込まれた。
普通いくら上手くても常識的に考えてミスるでしょう!? 人間だし。 ところが全部決まるんですよ。
不思議と。
まるで魔法のように。
その後、引退して選手を指導しだしてからも魔法は終わらなかった。
例えばミツオがフリーキックを練習しだした頃 …
ジーコが横でそれを見ていて、
いきなり
「オガーサ、今日の球の変化からしたら …壁の何番目のあそこを狙ってみろ」
とか
「軸足の位置をこうしてみろ」
とか
アドバイスする度に面白い様に決まる
(あそこに蹴れって言われてそこへ蹴れる奴も凄いけど…)
ミツオ自身もあんまり不思議だったのかヘラヘラしてたっけ。
なんなんでしょう!?あれって?
じゃまた
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