ロードオブ通訳 ⑪
ロードオブ通訳 ⑩からの続き…
リンコンは日本で知り合った
“明るい”日系二世。
明るいという言葉は
奴の為にあるような感じ。
実際何人だったか覚えてない程
兄弟がやったら多い。
ドデカイ敷地の中に
ほとんど全員が
それぞれの個性的な家族と
一緒に住んでいたから
信じられない程人が多い
(家族、親族の結び付きがメッサ強いブラ人は
こうした形態で居住しているケースが少なくない、因みに)
顔と名前を覚えるのがチョー面倒だった。
そんな平凡な明るい彼等の日常に
突如舞い降りた謎の“生の日本人”![]()
自分達と同じ顔をしながら
ネイティブな日本語を自由に操る傍ら
妙チクリンな片言のブラジル語を喋り
(現地の鼻っ垂れガキ等は
大人のオレが何故言葉がまともに喋れないのか
理解出来なかったらしい・・・
泣けてくるぜ、まったくバカなガキどもにはよっ!)
妙チクリンな
外人離れ?
日系人離れ?
した典型的日本の
日本人ジェスチャーを連発する
妙チクリンな奴…?
まぁ彼等の
オレを物珍しい人型地球外生命体として
横目でチョイ見する的な感じを
今改めて考えると
絶対そんな感じで
オレに接していらっしゃったていたはずだ (恥)![]()
最初の数日は
何してよいかわからず
ただ空気を吸ってただけ。
空港からダウンタウンに来るバスから見た
暗~くて怖~いブラジルのイメージが
脳みそを支配していたからね。
まずは焦らずじっくり
ブラジルの生活のオリジナルパターン、
ブラ人の喜怒哀楽の発生源とそのリアクション等を
頭にぶち込まない限りは
危なくってやってけないでしょ、マジで (汗)![]()
でもエラソーに喋ってる割には
現実は怖くってなかなか外にも出られずに
与えられた自分の部屋に引きこもって
日本から担いでったレコード(古っ)を
聴いていることが多かった。
いよいよ飽きると
大家族が時々大集合するリビングに行って
真昼間っからいい若者が
一人ポツンと座って
意味不明のテレビ番組をBGM的に目で追っている。
まぁこんなんだから
陽気で活動的なブラ人から見たら
変わった生き物と思われてもしょうがねーか!?
コンチヌーア …続きはまた












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