昨日からの続き…です。
確かに代表選手は
過酷なスケジュールの中を戦っていると思うけど
これから先、相手が強くなればなる程
最後の最後で
勝ち切ったり、逃げ切ったり、追い付いたり
しなくちゃいけない訳で (汗)
当時その大事さをカミは特に強調してた。
「どんなに個の質が高かろうが
フィジカルの基礎がなければ
本番では何も出来ない!」
って。
どの国、チームでも
フィジカルコーチの役目をまっとうし
成果を出すのは簡単じゃない。
さっき言った様に
大きな責任を背負う一方
誰もフィジカルトレーニングは好きじゃない。
だからあの手この手で
選手を上手く乗せながら
いつの間にか、こなさせてしまう、
この資質を持ち合わせているかいないかが
そのフィジカルコーチのクオリティを決定する
と言っても過言ではないとオイラは思う。
もちろんトレーニングそのものに対する
豊富な知識を持っているのは当然として。
その点、サッさんは
カミと15年、ジーコ・サッカーを支えて来た御仁。
カミの絶大なる信頼を得ていた。
『凄いっ!』
と思ったのは
カミが選手の状態とかを考えて
いきなりその日の練習メニューを変えたりすることが
たまにあった。
「おう、サトーウチ!
今日は練習内容変えて…からなっ!」
これを受けたサッさんは顔色ひとつ変えず
「へいっ!」
瞬間的に練習に合った内容の
アップメニューを考え対応してしまう。
そんな光景を
カミは遠くからジーッと見ていて
「見てみろよ、ヤッコ、
一瞬でオレがやってほしい事柄を
完璧に盛り込んでメニュー作っちまったよ (笑)」
ブラジルの監督はチームを変わる時
必ずと言っていい程
自分のフィジカルコーチとセットで動くが
その意味がよくわかった。
こんなエピソードもある。
鹿軍団がブラジルに遠征した時、
カミのもとに現地のフィジカルコーチが売り込みに殺到した。
その時のカミの一言
「練習場行って
あの日本人の仕事ぶりを見てみろよ。
もし奴以上の働きが出来る自信があるんなら
話しを聞こうじゃないか」
結局
最後は誰も残らなかった 
関西人特有の
ボケ、ツッコミを武器に
体を張って笑いをとり
周りをグイグイ引き込んでしまうサッさん。
この人は
プロ中のプロ
です
フィジカルコーチ 完
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