ロードオブ通訳 ⑬
ロードオブ通訳 ⑫からの続き…
そんな悶々とした
全てが思う様にならない時期が続き
いよいよ
何もしないで飯だけを食っているオイラに対する
周りの愛すべき人々の寛大な忍耐力、
”まぁ慣れないとこに初めて来たんだから多少はしょーがないじゃん心”も
そろそろ限界に近付き
『こいつマジヤバイんじゃ・・・!?』
チックな雰囲気が漂い始めたので
『覚悟決めてなんかすっかぁ』
んでもって
やはり日本で知り合ってた
ラモスの兄チャンが渡りに船で
「おぅ、日本人、リオ連れてってやっか?」
と誘って下さったので
ついて行くことにした。
夜行バスで何時間かかったんだろぉ?
8、9時間?
夜行バスにはいろいろ種類があって
日本じゃお目にかかれない様な
チョーゴージャスなのから
オイラ達が乗った
途中でニワトリだかそんなのを担いで
堂々と図々しく乗っかって来る人々等が利用するタイプのやつから
まぁいろいろ。
「どーでもいーけど銭はまだシコタマあんだから
もうチョットマシなヤツで行こうよ」
との提案を
「バーカ、もったいないだろ!」
の一言で却下され
引き続き家畜との相席でリオへ。
『おーぅ、これが噂のリオかぁ!
でもキリスト像とかビーチは?????』
バスは街からどんどん遠ざかって行く。
兄さんが言うには
リオ市からまだ2時間かかるそーで(汗)
山道をくねくねと見事な技術で登って行く運ちゃん。
『着いたぜっ』
メンデスという名の小さな町。
『ここがラモス等が生まれ育ったとこかぁ』
人々の温かさ、優しさが肌で感じられる。
『なんでこんな屈託ない笑顔が出来るんだろー、
辛いことないのかねぇ・・?』
これだけで来たかいがあったよね。
日本にない笑顔だもんなっ!
ここリオで知ったことは
ペレーがどーのこーのの噂より
なんかジーコとかジッコとかいう若手が
とんでもないプレーをするらしいってこと
(まさか十何年後に一緒に仕事をするなんてね…)






